リサイクルガーデンの3月の様子をご紹介します。
植物の様子です。
数回の降雪と、早すぎる夏日を繰り返しながら、リサイクルガーデンにも春がやってきました。
3月3日(月)の降雪の際は、リサイクルガーデンにも雪が降り積もりました。 この頃はまだ、リサイクルガーデンは枯れた植物に覆われていたのですが、その後、暑くなったり寒くなったりを繰り返すうちに、枯れた植物の下で寒さに耐えていた植物たちは一気に成長し、枯草を押しのけ、枯草の上に顔を出すようになりました。
まず目に飛び込んできたのは、春らしい黄色い花を咲かせたスイセンのなかまです。 6枚の花弁の中心に、副花冠とよばれるラッパのように飛び出した花びらがあるとても立体的な花です。 これが枯草の中から「スゥー」と伸びてきて、「パッ」と開いた様は、まさしく春を知らせる使者のようでした。 華やかな花とはうらはらに、ニラに似た葉には毒性があるので、誤食しないよう注意が必要です。
ニラといえばハナニラのなかまも花を咲かせました。 白色や薄紫色の6枚の花弁の可憐な花です。 こちらの葉にも毒性があり、スイセンよりもニラの葉に似ているので合わせて注意が必要です。
そのほか、小さな壺型の小花をブドウの房のように付けたムスカリのなかまや、薄ピンク色の小さな花を付けたカタバミのなかまなどが一斉に咲き始めました。
昆虫類の様子です。
地面を歩き回るクモとアリのなかまを確認することができました。
鳥類の様子です。
リサイクルガーデンの東側から、「ツツツピー」と鳴きながら飛び立った小型の鳥類を確認しました。